これまで自分が試してきて実際に効果を感じられたインソールをご紹介します!
ランニングにおいてインソールは強力な武器の1つ
あなたはインソールを機能的なものに交換していますか?
私は2019年12月にマラソンでサブ3を達成することができました。
その一番の理由はケガをせずに練習を継続できたことだと考えています。
それより以前は練習量が少ない割に、それなりにランナーのケガを経験しています。
一度は誰もが経験しそうなものですよね。。。
この経験を通して、ケガを予防する要素には下記の3つがあると考えています。
- 練習量の個人最適化(オーバーワークの回避)
- ランニング後のケア
- 適切なシューズ選び
この3つ目のシューズ選びに関わるのがインソールです。
「単なる中敷きでしょ?」
と考えるには勿体ないくらい最近のインソールには優れた機能が搭載されています。
今回はインソールの効果と選び方のポイントと共に、わたしが実際に愛用しているインソールをご紹介します!
自分のしくじりから得たシューズ選びの教訓についてはこちらにまとめていますので、良かったら合わせてご覧ください。
ランニングにおけるインソールの効果とは?
基本的にはランニング障害の予防と負担の軽減がメインです!
機能的なインソールを用いた場合、その特性に応じて下記のような効果が得られるものが多いです。
最近の高機能なものは、足元のトラブルにとどまることなく全身へ良い影響を与えることが報告されています。
上記の効果を見てわかる通り、インソールは主にランニンング時のトラブルを防止する方向性で開発されていることが分かります。
これは非常に良いことなのですが、全身に影響を与えうるということは逆に言えば、自分に合った適切なものを選択しないと恩恵を得られない、最悪の場合は逆効果になるということでもあります。
せっかく投資をするならば、きちんとその対価を得られるように最低限の知識をつけておくことが重要です。
かく言う自分は、店員さんの
「これオススメですよ!」
に騙されて失敗した経験があります。(店員さんに悪気はないでしょうが。。。)
安易に「アーチを支えてくれるんですよ」という言葉を鵜呑みにするのはやめた方がいいでしょう。
少なくとも、自分はこういう理由で選ぶと言う基準を持てることが理想ですね。わたしの経験を参考にしてもらえれば、少しは役立つはずです!
ランニングに適したインソール選びのポイントとは?
それではインソールを選ぶときのポイントについて考えてみましょう!
ランニング関連のインソールはざっくりと下記のように分類されます。
わたしが最適だと考えるのは、②骨格矯正系で固めのものです。
理由は下記の3点です。
- 骨格矯正系は自然とフォームが修正されていく
- 固めの方が足指を適切に使える
- このゾーンはグリップ力も優れる傾向にある
特に、腸脛靭帯炎(ランナー膝)や足底筋膜炎を繰り返すような方にオススメです。
逆に他のゾーンはどこが悪いのか?
柔らかくクッション性の強いもの(①,③)は、接地感覚がソフトになるため逆に雑な着地動作になりやすく、足底への負担が増加する傾向にあります。
①のジャンルは流石にないと思いますが、あるとすれば矯正力は期待できないでしょう。
アーチ持ち上げ系(③,④)は、単にアーチ部が高くなって”サポートしますよ風”のものです。
このジャンルのもは、自分の足型に合わないとひどい靴擦れを起こします(実体験)。
この②骨格矯正系で固めのジャンルで自分に合うものを探すのがオススメです。
当然ですが、このジャンルの全てがあなたに合うわけではありません。
この中で、サイズが合うもの・グリップ力が優れるものを選択するのが良いと考えています。
特に骨格矯正系はサイズが重要です。
支持構造が適切な骨に作用しないと十分な効果が発揮されないためです。
市販インソールの多くはカットして使用することになります。
大まかなサイズ選択とカット方法は慎重にしましょう。
オススメのインソール3選!!
実際に自分が使用して効果を感じたインソールをご紹介していきます。
足指使える感がスゴイ!TENTIAL INSOLE(テンシャル インソール)
1つ目はTENTIAL INSOLE(テンシャル インソール)です。
このインソールの特徴は下記の通りです。
- 立方骨の持ち上げによる浮き指改善
- ポロン素材の利用による反発性と吸収性の両立
浮き指は現代病とも言われ、足指が使えない状態のことを指しています。
足指が使えないと十分な力を発揮できないだけでなく、バランスが悪くランニング障害につながりやすくなります。
TENTIAL INSOLE(テンシャル インソール)はBMZ社の特許技術を利用して、立方骨という踵の少し前の骨を持ち上げることで、足指がうまく作動するようにしてくれます。
大げさではなく履いた瞬間、「めっちゃ指が使える!!」ってなります。
足指が使えるようになると安定性が劇的に向上します。
実証動画がこちらです。(販売元による公式動画です)
インソールのグリップ力も高いので、これにして水ぶくれもできなくなりました。
現在、30日間の返金保証キャンペーンを実施しているようです。
この機会に一度試してみてはどうでしょうか。
自分の足型に変形!Formthotics Medical (フォームソティックス・メディカル)
2つ目はFormthotics Medical (フォームソティックス・メディカル)です。
こちらは超有名どころ。特徴としては下記の通りです。
- 足病学に基づく設計で矯正
- 自分の足型に合わせて変化
- 超軽量18g
こちらは、足病医学の世界的先進国であるニュージーランドに拠点を置くフット・サイエンス・インターナショ ナル社によって開発、製造されています。
長年の研究成果と世界中で利用されている実績はNo.1です。
またこちらは熱可塑性を有しており、自分の足型に合わせて形を変えていきます。
セミ・オーダーメイドのような形になるので、まさに自分に合ったインソールと言えます。
ただし、こちらはちょっとハードルが高め。
- 矯正器具であるため認定店でしか購入できない
- 価格はフィッティング込みで16000円程度と高価
効果に関しては申し分ありません。これくらい投資できるという方は認定店から探してみましょう。
お手頃版!Formthotics Sports (フォームソティックス・スポーツ)
そんなに出せません。。。という方に朗報です。こちらでもある程度の効果は得られました。
3つ目はFormthotics Sports (フォームソティックス・スポーツ)です。
この中でランニングには、Run Dual(ランデュアル)というモデルが適しています。
同じ名前である通り、Formthotics Medical (フォームソティックス・メディカル)と同じ会社によって研究・開発されています。
基本性能は上記のメディカルと同様ですが、異なる点は下記です。
- メディカルより矯正力は弱め
- ネットで比較的安価に購入可能
矯正力が若干弱くなるため、認定店以外でも購入可能です。
とはいえ使用した感触としては、十分に安定性が向上した感じがありました。(友人と上記の動画のような検証で確認)
入門編としてはこちらから試すのでも良いかなという印象です。
まとめ:インソールも活用してケガのないランニングライフを!
ケガをせずに走れることが一番です!
今回はインソールの効果・選ぶポイント・愛用する製品についてご紹介しました。
これらの目的は全てケガをせずにランニングすること。
インソールはそれを助けてくれる強力なアイテムの1つです。
しかし、最初に触れた通りケガ予防の要素はいくつかあります。
これらをフルに活用してケガのないランニングライフを送りましょう。
それでは良いランニングライフを!