
今回は安静時心拍と寿命の関係についてご紹介します!安静時心拍が低いほうが長生きかも!?
安静時心拍は体調のバロメーターの1つ

安静時の心拍数はその日の体調によっても、微妙に上下したりします。体調が悪いなぁと思ったら5回/分くらい違ったりします。
安静時の心拍数は平均60-80回/分くらいと言われています。
幅はありますが大まかには下記のような感じです。
注意して欲しいのは、これらはあくまで平均で個人に最適な数値があるということです。自分が健康な状態な時にどれくらいなのかを知っておくことが大切です。

一般に、体調や健康状態と相関する傾向にあるため、医療機関で測定されることもあります。例えば、ウイルス感染時や呼吸器疾患である場合には高くなる傾向にあります。

持久系競技のアスリートでは低くなる傾向にあると言われています。
現役時代の高橋尚子選手が安静時に35回/分とかなり低いことが有名でしたね。
有酸素運動を継続的に行うと心筋が強化され、全身に効率よく血液を送り届けることができるためと考えられています。
ゆるいランニングがぴったりですね!!
さて、今回は心拍数と寿命の関係についてみてみたいと思います。
安静時心拍が低いほうが死亡リスクが低い

こちらの16年間のフォロー研究についてご紹介します!このような長い期間の研究は、実施ハードルが高いだけに貴重なデータです。

- 2798名の中年男性(37-59歳)を対象とした
- 最大酸素摂取量、安静時心拍を検証初期に測定
- 心拍数ごとにグループ分けして、16年後の死亡との関連性を調査


まず最初に心拍数によって、被験者をグループ分けしました!


運動習慣に大きな差はありませんでしたが、メタボリスク要因は安静時心拍が高いほど高くなる傾向にありました。
また、持久運動能力の指標になる最大酸素摂取量は、多いほど安静時心拍が低いことがわかりました。


たくさん酸素を取り込みやすい人は、心臓がたくさん働かなくていいということです。それでは、各グループの寿命との関係についてみてみましょう!
ここでは、死亡イベントが発生するまでのリスクを比較しています。
基準を心拍数50以下のグループとして、1より大きければその分リスクが高いことを意味します。




どの項目で比較しても、心拍数が高くなるにつれてリスクも上がっているという結果のようです。総じて、心拍数が低い方が長生きしやすい傾向にあるということです。
安静時心拍50以下のグループに比較して、90以上のグループでは死亡リスクがおおよそ3倍にも上昇します。
この研究は、原因と結果の関係を示すものではなく、心拍が高い人の方が死亡リスクが高くなりやすいという相関を示しています。
まずは自分の平均値を把握することが大事です。


ちょっとした変化を捉えるには、普段の健康な状態でどれくらいの安静時心拍なのかを知ることが大事です。
はじめにも触れた通り、安静時心拍には個人差があります。
自分の状態をきちんと把握することがスタートです!
- 静かな場所でリラックス(寝起きの場合は30分後)
- 30秒から1分間、手首の内側で脈をカウント
- 1分相当の値に直す
- 出来るだけ同じ時間帯で測定する → 活動時間によって違う
- 同じ姿勢で測定 → 座るのと寝るのでも違う
安静時心拍数を健康管理に利用してみましょう!


自分でも気づかない体調不良に気付いたりするので便利です!
普段から安静時心拍を知っておくと、ちょっと体調悪い時にすぐ気付けたりします。
そんな時は、ランニングの内容も軽くしたり、アクティビティも低めにしてしっかり休養するようにすれば、体も快調です!!
ちょっとしたことですが、健康寿命を伸ばしてくれるはず。。。
それでは、良いランニングライフを!