今回は大会直前の過ごし方について、これまでの経験に基づく3つの教訓をご紹介していきます!
レースの1週間前からどう過ごしますか?
あなたはレースに向けてどのように準備しますか?
わたしもこれまで十数回のマラソン大会に出てきて、色々学んできました。
自分の残念な直前あるあるはこんな感じです。
- 忙しくて練習できず → 1回20km走しとくか
- カーボローディングしなきゃ → ただの食べ過ぎ
- よし刺激だ!→ ただの疲労
あなたはどうですか?
今回はこれらの経験を通して学んだ、より良いパフォーマンスを発揮するための3つの教訓をお伝えしたいと思います!
教訓1:直前の距離走は結果に直結しない
わかっちゃいるけどやってしまう行動No.1な気がします。
忙しくて十分な練習ができなかった、でも悪あがきしたい。
そう思うのはよく分かります。
しかし、その不安を解消した代償はこんな結果です。
このタイミング・メンタル状態での距離走は距離・ペースの両面でオーバーワークである場合がほとんどです。
結果として、①関節等に痛みが出てしまう ②疲労が大会当日まで抜けないということが起こり得ます。
これでは大会で十分なパフォーマンスは発揮できません。
実際、わたしもこれをやってしまった時の大会では、ベストより30分も遅いワーストタイムを記録しています。
凄い練習をするのではなく、大会で速く走る。このことは忘れないようにしましょう!
教訓2:カーボローディングに踊らされない
適切に実施しないカーボローディングはかえって悲惨な結果を招きます(泣)
カーボローディングは下記のような目的でマラソン界隈ではよく紹介されている食事のコントロール方法です。
- 目的:筋肉のグリコーゲン貯蔵量の増加
- 効果:エネルギーが蓄積 → 持久力UP
- 方法:糖枯渇 → 糖メインの食事
詳細はかなり奥深い話なので割愛しますが、これを誤って解釈して実施してまうと残念な結果に繋がります。
よくなりがちなのが、「カーボローディングだ!!」と意気込んで、とにかく炭水化物を食べ過ぎてしまうことです。
きちんとコントロールされていないと体が重くなって逆に走れない体になってしまします。
またレース当日の朝も同じで、食べ過ぎてしまうとただの走れない人になるどころか、走っている途中に吐き気を催します(体験談)
参考までに現在のわたしのレース直前の食事です。
- 3時間前:からあげくん+おにぎり2個
- 2時間前:蒸しパン1個
- 1時間前:ホエイプロテイン
- 30分前:気が向いたらアミノ酸
普通ですね(笑)いつも通りの食事を心がける方が良い結果に繋がっています。+αで補給するくらいの気持ちでいいと思います!
教訓3:リラックスできる時間が大事
頑張ってきた人こそ緊張したり、変にプレッシャーを感じてしまうかもしれません。
興奮して前日寝れないなんてことありますよね。
そんな時に限って、〇〇しなきゃと強迫観念のようなものに囚われたりします。
自分の状態をありのままに受け入れることに加えて、事前に自分のリラックス方法を準備しておくのいいですね!
- 美味しいものを食べる
- 好きな音楽を聴く
- お風呂でまったり(筋弛緩のし過ぎは注意)
経験としては、「緊張して寝れない→寝なきゃと焦る」の無限ループにハマったことがあります。
今のわたしの場合は、友人と飲み会します(笑)
お酒の量はある程度コントロールしますが、基本は気にしません。
趣味で楽しく走るという価値観なので、ここは人それぞれですね。
それでも記録更新できているので、自分自身にあったリラックス法を見つけることが最終的に良い結果につながると考えています。
自分流を探して楽しんで行きましょう!
楽しんでレースに臨める練習・メンタル・環境を整えていくことが大切ですね!
ここで紹介した項目は、わたしが少なくとも1回は失敗した経験に基づいています。
一方で、2週連続マラソンを走っても、連続で記録更新したりもしています。
具体的にこうしましょうと記載しなかったのは、個人によって合う合わないが多い部分だと感じるからです。
探り探り、自分のスタイルを見つけていくことが最善解です!
最高の準備をして、楽しくレースに参加してください。
それでは、良いランニングライフを!