今回は私がサブ3.5→ サブ3まで記録を更新した1年間の基本練習スタイル前編をお伝えいたします!陸上未経験なので、そういった目線でみていただければ幸いです。
サブ3.5当時の自分はこんな感じでした。
当時の私がどれくらいの実力があったのかがわかる方があなたと比較がしやすいと思いますので、記憶がある範囲で記載してみます。
上記の通り、飲み会が好きなサラリーマンでちょっと運動もしてるよという位かなと思います。当時、練習で時計は使っておらず、サブ3.5を達成した時にラップを取れるものを購入しただけなので、心拍等は分かりません。
ちなみに前回の導入編であげましたが、私は「持久粘るぜ系」です。こちらは練習内容で得られる効果に関係しそうなので、タイプに合わせて適宜調整が必要だと思います。タイプの確認がまだの方はよければこちらを見てみてください。
基本練習スタイル初期 (練習開始 ~ 1ヶ月)
そんなに走るのも好きではなかったので、急に練習するようになるはずもなく、平日練習の習慣化から始めました。
とにかくある程度習慣化できないと始まらないということで、自分が楽しくあることを優先していました。これは今でも一緒ですが、これはメンタル的に正解です。
他の人とちょっと違うかもと思うところは、一応研究者なので科学的な裏付けを取り入れながら練習を開始していました。
参考にしたのは福岡大学名誉教授で故・田中宏暁先生の「ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング」です。
ポイントとしては下記の2点で、当時の私にとって重要だったのかなと思います。この記事では練習内容を伝えることがメインなので、ざっくり紹介します。
- 空腹状態で走る → 脂肪代謝が効率的に回る体に!
- 軽く息が上がる楽なペースで → 脂肪を使いやすい!
ミトコンドリアは細胞の器官の1つで、酸素がある状態でのエネルギー産生の大部分を担っています。エネルギーを作る材料として、糖と脂肪がメインで使用されます。
空腹状態でのスロージョギングは、遅筋のミトコンドリア数と脂肪代謝効率を向上する効果があります。同じ量でも脂肪の方が糖よりもたくさんのエネルギーを作ることが可能です。
このことは、①エネルギー産生効率上昇、②マラソン後半まで糖消費を低減させることで、後半の粘りに繋がる体づくりをサポートすると考えられます。
練習開始1ヶ月後の変化に対する感想
ここからは私の主観です。同様の感想を抱くようになっていると、効果が出ているか否かの1つの判断基準になるかもしれません。
上記のような感想を持ちました。特に印象が強く残っているのが、距離走の後の疲労度の違いで、私が先に紹介した科学的なデータを信用している理由でもあります。
また、走ることの習慣化に関しては、2週間くらいでストレスなく定着した感じです。私は朝ラン派でしたので、空気が美味しいこと、朝一で頭がスッキリするということもプラスに働きました。
先に楽しいと思うことを優先と書いた通り、「この練習こなさなきゃ」みたいな強迫観念は一切なしです。次の日が雨だと「気にせずビール飲めるやん!」ですし、仕事で疲れすぎて寝起きが悪い時は二度寝です(笑)。
このレベルでは、気持ちと体に正直になることが継続のポイントです。
この頃からすぐに速くなれる欲がで始める。。。
普段の練習で楽に走れてくるので、「これはイケる。。。!?」と向上心というか、変な欲が出てきます。
向上心と言えば聞こえがいいですが、自分の身の丈に合わないものも取り入れがちになってしまったというのが自分の経験です。
例えば。。。
- 調子に乗って目的に合わない負荷の高い練習に手を出す
- 練習時間を増やせばいいと思って、休息日を急に減らす
とかですかね。
先ほど気持ちと体に正直になることと書きましたが、完全に気持ち先行で体をおろそかにし始めていたと今になって思います。
結果、私は小さな怪我を繰り返し、最終的には2ヶ月近く走れないような状態になりました。
賢いあなたは是非、私と同じ道を歩まないで欲しいです。
まとめ
前編は全く進んでないですが、私の練習の前半を振り返っても実際こんなもんでした。当時の私の練習を取り上げていますが、今だったらダニエルズ式から入るかなぁ。。。なんて。
大した内容ではないですが、サブ3を目指す方の参考になれば幸いです。
ちなみに練習内容については3部構成でお伝えしていこうと思います。
- 中編:サブ3手前のジレンマ。(未定)
- 後編:これで一皮剥けたのでは!?サブ3達成へ。(未定)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
良いランニングライフを!