世の中にはたくさんのランニングサプリがある

マラソンの時、みんなポーチに忍ばせるサプリ!色んなのがありすぎて違いが分からんってなりませんか?
この記事では、それらの違いについて主にアミノ酸を中心に見ていきたいと思います。ちなみに、ここで書いている成分が必ずその効果を発揮するという訳ではなく、そういった報告もありますという位置付けで見てください。
代表的な顆粒系サプリとその比較

早速ですが、これです!!(選んだ製品は自分が使用したことがあるものです。。。)

エクセルまとめたままで恐縮なのですが、こうしてみると違いがよくわかります。赤くなっている部分が他の製品との差別化ポイントそうなところです。
ざっくりとした観点としては、左のカラムから「タンパク質合成に関わるかどうか」「体内で合成できるかどうか」についての特徴です。
上の3つ(バリン、ロイシン、イソロイシン)はBCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼ばれる有名なものですね。この3つだけで筋肉中のアミノ酸の約35%を占めるとされています。主な機能としては、筋タンパク質合成促進/分解抑制、乳酸産生抑制などが知られています。

BCAAは重要だけど、どのサプリにも入っているので差別化にはならないんだと思います。(ちなみに含有量が分からないのであまり考察できません。。。わかる中なら AMINO SAURUS が No.1 !)
それぞれの違いを生み出しているのはココ!


それでは、それぞれの違いの部分にどんな作用があると言われているのか見てみましょう。
グルタミン:非必須アミノ酸のうち50%以上を占める。普段は十分だが、激しい運動時には補給が必要で、準必須アミノ酸と呼ばれる。不足すると筋分解が進む。
シスチン:生体の抗酸化作用に必要なグルタチオン構成成分。メラニン産生抑制作用も報告されている。
ビタミンB群:それぞれに効果はあるが、円滑なエネルギー代謝とタンパク質合成等の働きをサポート。その観点からプロテイン等にも含まれる。
非必須アミノ酸:体内合成できるものの不足するとエネルギー代謝やホルモン分泌等に影響がでる。
Co-Q10:多くの機能が報告されているが、ミトコンドリアでのATP合成が重要。
L-カルニチン:脂肪酸と結合し、ミトコンドリア内に輸送することで脂肪酸代謝を高める。脂肪は 9 kcal/g で高エネルギー(炭水化物は 4 kcal/g)
OCAA®︎:アルギニン、オルニチン、シトルリンの3つアミノ酸混合物。協和発酵バイオにより開発された。適切なバランスで配合することで、血中のアンモニア(体にとっては毒素)を効率よく尿素へと変換し排泄させることができる。
ちょっと分かりにくい言葉ですぎですかね。。。それぞれに面白いところがあるので、機会があれば個々について語りたいところです。
今の私のおススメは。。。
今のお気に入りは「AMINO SAURUS」ですね。あ、お金もらってる訳じゃないですよ笑
上記の成分の性質を考慮して、自分に合っているなと考えています。私の場合、マラソンに臨む時は下記のような感じにしています。
- スタート3時間前:唐揚げ+おにぎり
- スタート2時間前:パン
- スタート1時間前:SAVASホエイプロテイン
- レース中:10km, 20km, 30kmでAMINO SAURUS
- レース後:SAVASホエイプロテイン
という感じで、レース前後にプロテイン補給する習慣があります。この観点で行くとそこに含まれてないものをバランスよく摂取した方が機能が補われるんじゃないかと思っています。
あとは味。AMINO SAURUSのパイナップル味は単純に美味しい。レース中マズイのは結構厳しいですからね。。。
機能を考慮して自分に合ったサプリを選ぼう!


ということで、私からのメッセージとしては上記になります!
たかがサプリ。されどサプリ。
その人の生活習慣や食事なんかによってもとった方がいいものって違うはずです。自分の体と向き合って、欲するものを選ぶのが一番ですね!
それでは、また!