目のUVケアはランニング時には必須です!

なんか速い実業団ランナーとかがかけるんでしょ?って思っていました。ちょっと気恥ずかしさもありましたが、色々な効果があることを知り私はかけています。
肌のUVケアは一般的になっていると思いますが、目のUVケアについてはまだ認知度が低いのかなと感じます。長期的にランニングを楽しく継続できるように今回はこの話題で行きましょう!
ちなみに、下記は気象庁より発表されている月ごと・時間ごとのUV指標です。(UVインデックス:上空オゾン全量や気象台・アメダスで観測された日照時間等のデータを用いて解析した値)

イメージ通りかなと思いますが、7-8月、11-13時が最もUVの影響が強い時間と言えます。また、意外と注意しないといけないのは、春先の5-6月も意外とUVが多いということです。

まだ6月も始まったばかりです。これからしっかり対策していきましょう。
目へのUVと疾患リスクとの関係

全てで統計的なデータを見つけることが出来ませんでしたが、いくつかの疾患については、一定割合がUV暴露によるものとされています。

私は医学の専門家ではないので、病気に関する詳細について知りたい方はより専門性・信頼性の高い本およびサイトを参照してください。
白内障ではUV-Bを受ける量が2倍になるとリスクが60%上昇すると推定されています。また、条件が偏ってはいますが、皮膚ガンについてもリスクは数倍(目の影響だけではありません)という研究報告もあるようです。



サングラスはランニングパフォーマンスへ良い影響を与える


ランニングのパフォーマンスに対してサングラスは良い影響を与えるようです。
実はほぼ研究がされておらず、もっとデータが必要な部分だと思います。
参考になるものとして、順天堂大学のグループがサングラスメーカーのオークリーと共同研究で「主観的な感覚」についての研究報告をしています。

この研究で抽出されたサングラスの影響の一部を紹介します。これらは全て選手の主観的な感想にはなりますが、一般ランナーも同様の感想を持つのではないでしょうか。
- 集中力、やる気(動機付け)の向上
- 精神的安定
- 心理的距離確保、ストレス軽減 (周りが気にならなくなる)
- 目の疲れ、体感温度、力みの軽減
- 物理的影響の軽減(視界改善、目の乾燥や異物混入防止)
- パフォーマンス、判断速度の向上
また、これらは他のスポーツ(ゴルフ、野球、テニス)とも比較されていますが、陸上競技者は特にこういった感覚を持ちやすい傾向にあるようです。
これは私の推測ですが、①道具を使用しないこと②集中の対象が自分に向かっているという2点が、身体感覚を敏感にさせている要因なのかと考えています。
目が受けるUVによる疲労については、梶本修身氏がその一部についてこちらの記事でコメントしています。これを読んだだけでは、メカニズムはわかりませんが、参考にはなると思います。





何にせよ良い影響が多いので、取り入れるしかないですよね!?
サングラスを取り入れて快適なランニングを!


これだけメリットがあるので、私は間違いなくあなたにもサングラスの着用をオススメできます!
サングラスなんて選んだことないよという人のために、ざっくりとサングラスを選ぶときのポイントをまとめてみました。
下記を参考にあなたの重視するところを元に選んで頂ければ良いのかなと思います!ランニング環境を基本に、デザインの好みも大事にしてください!(← 全然やる気も変わってくると思いますよ!)
- UV-A, UV-B の両方を 99.9%以上遮断できる (紫外線透過率 0.1%未満)
- 軽量(28g以下)で自分の顔型にフィットしたものを選ぶ
- 色は薄めの方が良い(好みですが、暗いと瞳孔が開いてUV吸収しやすくなります)
基本は走る時間帯の明るさや天候などを考慮するのが良いと思います!あとは路面状況の良し悪しも考慮すると良いでしょう。
- 可視光透過率:透過率が高いほど明るい。
- レンズ特性
- 偏光レンズ:乱反射を抑えるのでコントラスト良い。路面見やすい。
- 調光レンズ:UV量によってレンズ色が変化。昼夜選ばず使える。
色々なメーカーがあるので悩んでしまうかもしれませんが、まずは上記のポイントで自分の合うものを決めてお店に見にいってみましょう!悩んで購入したものには、めちゃくちゃ愛着わきますよ。
あと、サングラスかけるとやる気スイッチ入ります(笑)
それでは、目のUV対策をして楽しいランニングライフを!